演習 3.1 - AS3 による変更運用

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目次

目的

既存のWeb Application AS3テンプレートを変更します。既存のテンプレートには問題があり、serviceMainが赤色で表示されています。この問題を修正します。

serviceMain-offline.png

解説

Step 1:

問題を特定します。WebブラウザからF5にログインして、設定内容を確認します。

  1. ServiceMain をクリックして、ダウン状態となっている理由を確認します。
  2. テーブルの Availability フィールドを参照します。

pool-nodes-down.png

  1. Local Traffic Pools をクリックします。
  2. app_pool をクリックします。
  3. Members ボタンをクリックします。

443

原因はポート 443 です。2台のRHEL Webサーバはポート80のみで稼働するので、これがダウン状態の原因です。

Step 2:

テキストエディタで j2/as3_template.j2 ファイルを編集します:

vimnano がコントールノードで利用できます。もしくは RDP で接続して Visual Studio と Atom を利用することも可能です。

Step 3:

ポート 443 をポート 80 に変更します。

この行を->

                "servicePort": 443,

以下のように変更します->

                "servicePort": 80,

Step 4

Playbook の実行 - コマンドラインへ戻ったら以下のコマンドでPlaybookを実行してください:

[student1@ansible ~]$ ansible-playbook as3.yml

Playbookの出力

以下は出力の例となります。

[student1@ansible ~]$ ansible-playbook as3.yml

PLAY [Linklight AS3] ***********************************************************

TASK [Create AS3 JSON Body] ****************************************************
ok: [f5]

TASK [Push AS3] ****************************************************************
ok: [f5]

PLAY RECAP *********************************************************************
f5                         : ok=2    changed=0    unreachable=0    failed=0

解答

修正した Jinja2 テンプレートは as3_template.j2 から参照できます。

確認

Webブラウザを使用してF5にログインし、設定内容を確認します。F5ロードバランサーのIP情報を lab_inventory/hosts ファイルから取得し、https://X.X.X.X:8443/のように入力します。

f5 gui as3

  1. 左側のメニューにある Local Traffic をクリックします。
  2. Virtual Servers をクリックします。
  3. 右側の Partition という名前のドロップダウンメニューをクリックして、WorkshopExample を選択します。
  4. 仮想サーバー serviceMain が表示されます。
  5. この仮想サーバーは緑色(Available (Enabled) - The virtual server is available)で表示されます。
  6. app_poolPools で、両方のWebサーバの service_port がポート 80 に設定されていることを確認します。

これで本演習は終わりです。演習ガイドへ戻る